TSRとして3期目の卒団生の三送会を行いました。
今年の三年生はとにかくうるさい!三送会でもその個性を存分に発揮してくれてワイワイガヤガヤ、しんみりムードは微塵もない楽しい三送会となりました。
リーグ戦では結果を残してくれた三年生。
でも決して順風満帆ではなかった。
コロナの影響を受けて予定通りの活動ができなかったことも一因だが、去年の今頃は流れを掴めず心配でしょうがなった代だった。
でも彼は乗り越えた。一気にではなく徐々に、少しずつ乗り越えた。色んな区切りをきっかけにしたり、新加入の選手がきっかけになったり、明確な線はなく徐々に、少しずつ乗り越えた。
そして最後の公式戦になったリーグ戦で一気に花開いた。
でもそんな彼らでも高校では苦労するだろう。壁にぶち当たるだろう。打ちのめされるだろう。中学時代の栄光が全否定されるだろう。
だとしても、彼らの恩師である私はそれでいいと思うし、ぜひ壁にぶち当たってほしいとさえ思っている。
なぜなら、彼らは乗り越えられるから。乗り越えるメンタルと方法が備わっているから。彼らならいつか乗り越えられると私は確信している。
高校の壁が高く分厚いほど、それを乗り越えた先の成長は物凄い。彼らはその壁を乗り越えられるから、高校でも活躍してくれると確信しているから、私はゆったりと彼らを高校に送り出せるし、ゆったりと彼らの高校での活躍を見守れる。
三年生はそういう奴らなのでした。
とはいえ、悩むことがあればTSRに来ればいい。
TSRに来て私にどやされ、後輩を指導して、自分を見つめ直してくれればいい。
いつでも私は待っているぞ。
三年生、ありがとう。